賃貸と持ち家、どっちがお得?10年後の差をシミュレーション!
賃貸と持ち家、どちらが本当にお得?
家を借り続けるべきか、それとも購入するべきか——これは多くの方が一度は悩むテーマです。
それぞれにメリット・デメリットがあるため、一概に「こちらが正解」とは言えません。
ですが、家計という観点から「10年間住んだ場合、どちらが得か?」をシミュレーションしてみると、自分に合った選択肢が見えてきます。
今回は、賃貸と持ち家の10年後の差をシンプルに比較しながら、3つの具体例をもとに解説していきます。
【前提条件】同じエリア・同じ広さの住まいで比較
シミュレーションの前提条件は以下の通りです。
・エリア:松原市内(大阪市に近接したベッドタウン)
・住まいの広さ:3LDK(ファミリー向け)
・賃貸:家賃月額9万円、更新料なし、駐車場込み
・持ち家:3000万円の住宅を35年ローン、金利1.0%、固定資産税・維持費含む
この条件で、それぞれ10年間住んだ場合の支出を比較してみましょう。
【比較例①】総支出で見る10年後の差
■ 賃貸住宅の場合
家賃(月額9万円)×12ヶ月×10年=1,080万円
初期費用(敷金・礼金など)=約30万円
合計:約1,110万円
■ 持ち家の場合
ローン返済(月額約85,000円)×12ヶ月×10年=約1,020万円
固定資産税・維持費など=約150万円
初期費用(頭金・諸費用など)=約200万円
合計:約1,370万円
この比較では、賃貸の方が初期費用も少なく、10年の支出は抑えられます。
ただし、持ち家は「住宅資産」が手元に残る点を忘れてはいけません。
【比較例②】将来的な売却による資産回収
■ 賃貸住宅の場合
10年間住み続けても、支払った家賃は全て「消費」として消えてしまいます。
その後、住み替える際にも再び初期費用や引越費用がかかることになります。
■ 持ち家の場合
3000万円で購入した住宅が、10年後に2200万円で売却できた場合、ローン残債が1900万円だとすると、
300万円の売却益が得られることになります。
もちろん相場やエリアによって差はありますが、「資産としてのリターン」があるのは持ち家の大きな魅力です。
【比較例③】家族構成やライフスタイルの変化に対応できるか
■ 賃貸住宅の場合
転勤・子どもの進学・親との同居など、ライフスタイルの変化に柔軟に対応できます。
契約更新のタイミングで住み替えが可能なため、変化の多い20〜30代には適しています。
■ 持ち家の場合
住宅ローンや固定資産税、維持費といった固定支出があるため、途中で引っ越すにはハードルが高くなります。
しかし、長く住むことで安定した生活基盤を築きやすいのも事実です。
特にお子様の教育環境を固定したいファミリー層には、持ち家のメリットが大きくなります。
10年後の“見えない差”とは?
支出の多寡だけでなく、10年後に手元に何が残るかを考えることが大切です。
賃貸では自由度が高く支出も予測しやすい反面、資産は一切残らないという現実があります。
一方、持ち家では修繕費や税金などの負担があるものの、資産形成や節税(住宅ローン控除)といったメリットも享受できます。
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ぜひ、ご自身の人生設計にあった選択をして、納得のいく住まいを手に入れてください。

